
JGC修行のためにJALカードを作りたいけれど、どれを選べばいいのかわからない…!どう選べばいいの?



組み合わせはなんと、30パターン以上!「カードランク」「提携機能」「国際ブランド」の3ステップで自分に最適な1枚を論理的に導き出す方法と、我が家が選んだ1枚について解説します!
はじめに|JGC修行では「どのJALカードを長く持つか」も重要
JGC修行でLife Status ポイント(LSP)を貯めるなら、JALカードは重要な選択肢です。
JALカードでは、2,000ショッピングマイルごとに5LSPが積算されます。一般加盟店で100円=1マイルとなる条件なら、20万円の決済で2,000マイル=5LSPです。
ただ、JALカードには普通カード、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナなど複数の種類があり、さらに提携機能や国際ブランドまで組み合わせると選択肢はかなり増えます。
私自身もJGC修行を始める際に悩みました。
最終的に選んだのは、JALカード CLUB-Aゴールド TOKYU POINT ClubQ Mastercard です。
この記事では、「このカードが誰にとっても最強」という話ではなく、自分に合うJALカードをどう絞り込むかを3つのステップで紹介します。
まず確認|JGC入会にはCLUB-A以上のカードが必要
カードを比較する前に、JGC入会条件を確認しておきます。
2026年9月4日時点で、日本在住者がJALグローバルクラブ(JGC)へ入会するには、主に、
- 1,500LSP以上を獲得
- 対象となるJGC JALカードを保有
する必要があります。
対象となるのは、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Proです。普通カードはJGC入会対象ではありません。
普通カードでもLSP自体は貯められる
ここで間違えやすいのが、「普通カードではJGC修行ができない」というわけではないことです。
普通カードでもショッピングマイルを貯めれば、2,000ショッピングマイルごとに5LSPを獲得できます。
そのため、
最初は年会費の安い普通カードでLSPを貯める
↓
1,500LSP到達前後にCLUB-A以上へ切り替える
という方法も可能です。JGC入会時には、普通カードからJGC対象カードへの切り替え手続きも用意されています。
一方で、JGCへ入会した後も対象カードを保有し続ける必要があります。
そのため私は、「修行中だけでなく、JGC取得後も長く持てるカードか」まで考えて選びました。
JALカードは3つのステップで選ぶ
JALカードは選択肢が多いですが、私は次の順番で考えると整理しやすいと思います。
1.カードランクを決める
まず、
- 普通カード
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- プラチナ
- プラチナ Pro
のどのランクにするかを決めます。
年会費とサービス内容が大きく変わるため、ここが一番重要です。
2.必要な提携機能を決める
次に、普段の生活で使う機能を考えます。
例えば、
- JALカードSuica
- JALカード TOKYU POINT ClubQ
- JALカード OPクレジット
などがあります。
TOKYU POINT ClubQなら、TOKYU POINT加盟店でショッピングマイルとTOKYU POINTを貯められ、記名式PASMOへのオートチャージにも対応しています。国際ブランドはVisaまたはMastercardです。
重要なのは、「使える機能が多いカード」ではなく、「自分が実際に使う機能があるカード」を選ぶことだと思います。
3.国際ブランドを決める
最後にVisa、Mastercard、JCB、American Expressなどの国際ブランドを選びます。
ここは単純な還元率だけでなく、すでに持っているカードとのブランド分散、国内・海外での使いやすさなども考えます。
私の場合、すでにANAアメックスゴールドを保有していたため、JALカードまでAmerican Expressに寄せず、Mastercardを選びました。
JALカードの5つのランクを比較
2026年9月現在の主なカードランクを整理すると次のとおりです。
| カードランク | 本会員年会費の目安 | SMP | JGC入会対象 |
|---|---|---|---|
| 普通カード | 2,200円~ | 任意 | × |
| CLUB-A | 11,000円 | 任意 | ○ |
| CLUB-Aゴールド | 17,600円~ | 自動入会 | ○ |
| プラチナ | 34,100円 | 自動入会 | ○ |
| プラチナ Pro | 77,000円 | 自動入会 | ○ |
※すべての提携ブランドで5つのランクを選べるわけではありません。カードランクによって選択できる提携ブランド・国際ブランドが異なります。
決済メインなら「100円=1マイル」を基準に考える
JGC修行でカード決済を多く使う場合、私が重視したのがショッピングマイルの積算率です。
JALカードでは、2,000ショッピングマイル=5LSP なので、同じ決済額でも何マイル貯まるかによってLSPの増え方が変わります。
普通カード・CLUB-Aカードでは通常、 200円=1マイル です。
ショッピングマイル・プレミアム(SMP)に加入すると、100円=1マイル になります。SMPの年会費は4,950円です。
100円=1マイルなら20万円で5LSP
一般加盟店の場合、20万円の決済 → 2,000ショッピングマイル → 5LSP となります。
一方、200円=1マイルなら、40万円の決済 → 2,000ショッピングマイル → 5LSP です。JAL公式もこの比較を案内しています。そのため、決済を中心にLSPを貯めるなら、100円=1マイルとなる条件を作れるかは重要な比較ポイントです。
ただし、「SMPは誰にとっても絶対必須」という意味ではありません。
カード利用額が少ない人なら、年会費4,950円を払わず200円=1マイルで利用する考え方もあります。
CLUB-A+SMPとゴールドの差は意外と小さい
私がCLUB-Aゴールドを選んだ大きな理由の一つが年会費です。
例えばVisa/Mastercard/JCB/TOKYU POINT ClubQなどの通常年会費で比較すると、
CLUB-A:11,000円 + SMP:4,950円 = 年間15,950円 です。
一方、CLUB-Aゴールドは、年間17,600円 なので、差額は、
17,600円-15,950円=1,650円
です。
決済メインでSMPへ加入する前提なら、
CLUB-A+SMP:15,950円
CLUB-Aゴールド:17,600円
差額:1,650円/年
となります。
私はこの差なら、SMPが自動付帯するCLUB-Aゴールドを選ぶ方が自分には合っていると判断しました。
この1,650円差は、Visa・Mastercard・JCB・TOKYU POINT ClubQなど17,600円のCLUB-Aゴールドと比較した場合です。Suica、JAL Amex、ダイナースなどは年会費が異なります。
上位カードほどLSPの基本積算率が高いわけではない
ここもカード選びで重要です。
CLUB-Aゴールドやプラチナへ上げたからといって、一般加盟店でのLSP基本積算が、
ゴールドだから2倍
プラチナだから3倍
になるわけではありません。
SMP加入済みの普通カード・CLUB-Aカードと、CLUB-Aゴールド以上はいずれも、一般加盟店では基本的に100円=1ショッピングマイルです。
したがって、
「LSPを貯めるためだけに高いカードへ上げればよい」
とは限りません。
上位カードは、付帯サービス、保険、ラウンジ、航空券購入時のマイルなどを含めて判断します。
JAL航空券をよく買うならアドオンマイルも比較
JALグループの航空券を有償購入する機会が多い人は、アドオンマイルも比較ポイントです。
2026年9月現在、対象カードでは、
JAL Amex CLUB-Aゴールド:100円=1マイル追加
JAL Amexプラチナ、JAL・JCBプラチナ、プラチナ Pro:100円=2マイル追加
となっています。
しかもアドオンマイルは、JALカードのLSP計算対象となるショッピングマイルに含まれます。
そのため、JAL航空券の有償購入額が非常に多い人なら、上位カードの年会費を払う価値が出てくる場合があります。
提携機能にはTOKYU POINT ClubQを選択
比較した結果、私は、JALカード CLUB-Aゴールド TOKYU POINT ClubQ Mastercard を選びました。
理由は主に4つです。
1.CLUB-A+SMPとの差額が年間1,650円だった
決済メインで利用するため、CLUB-Aを選んだとしてもSMPへ加入する予定でした。
すると、CLUB-A+SMP:15,950円、CLUB-Aゴールド:17,600円で、差額は年間1,650円です。
この差なら、ゴールドを選んでも長期的に許容できると判断しました。
2.SMPが自動付帯する
CLUB-Aゴールドでは、ショッピングマイル・プレミアムへ自動入会となり、追加のSMP年会費はかかりません。一般加盟店で100円=1マイルとなるため、日常決済を中心にLSPを貯める我が家の使い方にも合っています。
3.ANA Amexと国際ブランドを分散したかった
我が家ではすでにANAアメックスゴールドを利用しています。そのためJALカードではAmerican Expressとは別のブランドを持っておきたいと考え、Mastercardを選びました。
カードごとのポイント還元だけでなく、複数の国際ブランドを持っておくことで、利用できる店舗や決済環境を分散できることも選択理由の一つです。
4.プラチナまでのサービスは必要ないと判断した
プラチナの年会費は34,100円で、通常のCLUB-Aゴールド17,600円と比べると年間16,500円高くなります。プラチナにはアドオンマイルやプライオリティ・パスなど、上位カードならではのサービスがあります。
ただ、我が家の場合は他のカードでも空港系サービスを利用できるため、JALカードに34,100円の年会費を払う必要性は高くないと判断しました。決済によるLSP獲得と、長期的に維持できる年会費のバランスを考えた結果、CLUB-Aゴールドに落ち着きました。
TOKYU POINT ClubQを選んだ理由は「使える選択肢を残したかったから」
TOKYU POINT ClubQでは、TOKYU POINT加盟店でJALのショッピングマイルに加えてTOKYU POINTも貯まり、PASMOオートチャージにも対応しています。
またJMB WAONへのチャージに対応するカードでもあります。
ただし、我が家では現在WAONを利用していません。
そのため、
WAONで得をするためにTOKYU POINT ClubQを選んだ
というより、
普段利用する可能性のある東急系サービスや交通系機能も含めて、選択肢を残せるカードだった
という位置づけです。
電子マネー・プリペイドへのチャージをカード選びの主理由にしない
以前は、「このカードからどの電子マネーへチャージできるか」まで含めてカードを選ぶ方法もありました。ただし現在は、JALカードからの各種チャージについてショッピングマイル積算対象外となるケースが増えています。
2026年9月時点では、ANA PayやJAL PayなどへのクレジットチャージはJALカードのショッピングマイル積算対象外です。対象外項目については今後も変更・追加される可能性があります。
そのため私は、「特定のチャージルートが使えるから、このカードを10年間持つ」という選び方はおすすめしません。
決済ルートは将来変更される前提で、年会費や通常利用、必要な付帯サービスを中心に考える方が長期的には使いやすいと思います。
普通・CLUB-A・ゴールド、結局どれを選ぶ?
ここまでを踏まえると、私は次のように考えます。
| 重視すること | 選択肢 |
|---|---|
| とにかく年会費を抑えてLSPを貯め始めたい | 普通カード |
| JGC入会対象を最初から持ちたい・決済額は少なめ | CLUB-A |
| 決済メインでSMPも利用したい | CLUB-Aゴールド |
| JAL航空券購入・ラウンジなど上位特典も重視 | プラチナ |
| 高額決済・最上位サービスを重視 | プラチナ Pro |
普通カードはJGC入会対象ではありませんが、LSPを貯めること自体はできます。
そのため、維持費を最優先するなら普通カードからスタートする方法もありです。
一方、決済を多く利用しSMPへ加入する予定なら、CLUB-Aとゴールドの実質的な年会費差が小さくなるため、ゴールドも比較対象になります。
JGC入会後の年会費まで考えて選ぶ
JGC修行のカード選びで見落としやすいのが、1,500LSP到達後もカードを維持する必要があることです。JGCは、対象となるJGC JALカードを保有している限り自動更新され、カードを退会するとJGCも自動退会となります。
つまり、「修行中に一番得なカード」ではなく、「JGC取得後も毎年無理なく持てるカード」であることが重要です。
特に将来JGC家族会員カードも発行する場合は、通常のJALカードとJGCカードで家族会員年会費が異なるものがあります。
例えば通常のVisa/Mastercard等のCLUB-Aゴールド家族会員は8,800円ですが、JGC CLUB-Aゴールドの家族会員は17,600円です。
JGC取得後に家族カードも発行する予定なら、本会員だけでなく「JGC家族会員まで含めた年間維持費」で比較するのがおすすめです。これは4人家族など、家族でJGC特典を使いたい場合には特に重要です。
まとめ|「最強のJALカード」ではなく自分の使い方で選ぶ
JGC修行で使うJALカードは、単純に年会費が高いカードを選べばよいわけではありません。
私は、
① カードランク
② 提携機能
③ 国際ブランド
の順番で比較しました。
その結果、JALカード CLUB-Aゴールド TOKYU POINT ClubQ Mastercard を選んでいます。
我が家の場合は、
- 決済を中心にLSPを貯める
- 100円=1マイルで利用したい
- CLUB-A+SMPとの差額が1,650円
- ANA Amexとは別ブランドを持ちたい
- プラチナほどの付帯サービスは必要ない
という条件に合っていました。
一方、利用額が少ないなら普通カードやCLUB-Aの方が向いている場合もありますし、JAL航空券を頻繁に購入するならプラチナ系の価値が高くなる場合もあります。
大切なのは、「今、一番得に見えるカード」ではなく、「1,500LSP到達後も長く持てるカード」を選ぶことだと思います。LSPそのものの仕組みや、JALカード決済でどのくらいLSPが貯まるのかについては別記事で詳しく解説しています。








