【JGC修行】決済メインでLSPを貯めるならどのJALカード?失敗しない3つの選び方

JGC修行のためにJALカードを作りたいけれど、どれを選べばいいのかわからない…!どう選べばいいの?

組み合わせはなんと、30パターン以上!「カードランク」「提携機能」「国際ブランド」の3ステップで自分に最適な1枚を論理的に導き出す方法と、我が家が選んだ1枚について解説します!

JGC(JALグローバルクラブ)の入会条件が「搭乗回数・FOP」から「Life Status ポイント(LSP)」へと変更されたことで、日常の決済を通じた「陸でのLSP獲得」が極めて重要になりました。

ここでの大前提は「JALカード + ショッピングマイル・プレミアム(SMP)」を必ずセットで運用することです。SMPへの加入(年会費4,950円)によりマイル還元率が0.5%から1.0%へ倍増するため、決済修行において未加入という選択肢はありません。

なぜなら、JALカード決済におけるLSPは「利用金額」ではなく「獲得マイル数(2,000マイル獲得ごとに5 LSP)」を基準に計算されるからです。つまり、マイル還元率が2倍になるということは、そのまま「LSPの獲得スピードが2倍になる(=必要な修行決済額が半分で済む)」ことを意味します。

しかし、いざカードを発行しようとした時、最初の大きな壁にぶつかります。それが「膨大な組み合わせの中から、どのJALカードを選べばいいのか?」という問題です。

迷宮の入り口:30パターン以上ある「JALカード」

一口に「JALカード」と言っても、以下の要素の掛け合わせにより、その選択肢は30パターン以上に及びます。

  • カードランク(4種類): 普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ
  • 提携機能(多数): 交通系(Suica、PASMO、TOKYU、OPなど)や電子マネー
  • 国際ブランド(5種類): Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club

これだけ選択肢があると迷ってしまいますが、JGCの決済修行においてカード選びは「今後の決済ルートの拡張性」を決めるインフラ設計です。適当に選んでしまうと、後から「あのPayにチャージできない」「このお店でマイルが貯まらない」と後悔することになります。

JALカードの一覧についてはJALの公式サイトをご参照ください。

失敗しないカードの決め方:3つのステップで絞り込む

自分に合った1枚を見つけるためには、やみくもに探すのではなく、以下の「3つのステップ」で順番に絞り込んでいくのが確実です。

ステップ1:維持コストと目的で「カードランク」を選ぶ

まずはベースとなるカードのランクを決めます。必須オプションであるSMP(ショッピングマイル・プレミアム)加入(年会費4,950円)を前提とした場合の実質的なコストと特徴は以下の通りです。

スクロールできます
カードランク本会員実質コスト家族会員コスト主な特徴・付帯特典ターゲット・評価
普通7,150円1,100円最安コストで維持可能低リスクで始めたい方向け。
※JGC入会時にCLUB-Aへの切替(審査)が必須。
CLUB-A15,950円3,850円フライト搭乗ボーナスが大きい
JGC入会条件をクリア
フライトが多い方向け。
※決済メインの場合、ゴールドとの差額が小さく悩ましい。
CLUB-Aゴールド17,600円8,800円SMP自動付帯
充実した旅行保険・空港ラウンジ
コスパ最強。
CLUB-Aとの実質差額はわずか1,650円で決済メインに最適。
プラチナ34,100円17,050円プライオリティ・パス、コンシェルジュ
アドオンマイル、One Harmony「ロイヤル」
トラベル特典重視の方向け。
※基本の決済還元率はゴールドと変わらない点に注意。
プラチナ Pro77,000円4,400円継続・決済ボーナスマイル(最大2.8万M)
One Harmony「エクスクルーシィヴ」
サクララウンジ利用(年1回)
年間決済300万〜500万超の方向け。
家族会員費が破格のため、夫婦でのステータス維持にも戦略的。

ステップ2:生活圏に合わせて「提携機能」を選ぶ

次に、普段の生活でどのインフラをよく使うかで提携機能を決めます。

  • JR東日本に乗る・Suica圏内で生活している
    • JALカード Suica
      👉 オートチャージで漏れなくマイル(LSP)のベースが作れます。
  • 私鉄によく乗る・WAONとPASMOを両方使いたい
    • TOKYU POINT ClubQ (一択)
      👉 PASMOオートチャージとJMB WAONへのクレジットチャージを両立できる唯一のJALカードです。
      ※注意:同じPASMO対応の「OPクレジット」は、JMB WAONへのクレジットチャージが非対応ですので、WAONルートも使いたい場合は必ずTOKYUを選んでください。
  • 有償で飛行機によく乗る・旅行保険やサポートを重視する
    • アメリカン・エキスプレス または ダイナースクラブ
      👉 交通系電子マネーへのチャージ等には弱くなりますが、航空券購入時にマイルが倍増する「アドオンマイル(ゴールド以上)」や、手厚い旅行保険、手荷物無料宅配など、トラベル特化の圧倒的な優待が受けられます。

ステップ3:拡張性と目的地に合わせて「国際ブランド」を選ぶ

最後に、決済の網羅性を左右する国際ブランドを決定します。

  • 海外に行く / 決済ルートの拡張性を最重視したい(おすすめ)
    • Mastercard または Visa
      👉 海外渡航先で困らないだけでなく、Revolutなどの他社決済アプリへのチャージにも強く、最も潰しが効きます。 
      ※警告:JAL Payを経由して「ANA Pay」等へチャージするポイ活ルートも可能になりましたが、JGC修行僧は絶対に手を出さないでください。JALカードからのチャージはマイル付与対象外であり、JAL PayからANA Payへのチャージも還元率0.1%のため、LSP獲得の観点では完全に赤字ルートとなります。メインの決済は必ずJALカードで直接行ってください。※ただし、後述する特例『JALカード Suica』を使った裏技ルートは除きます
  • 国内決済がメイン / ディズニー特典などを重視したい
    • JCB
      👉 国内での使い勝手は抜群です。後述しますが、通常のJCBではなく「JALカードClub-Aゴールド(Suica)」に限定して、ANA Payへのチャージルートを開拓できる強力なメリットがあります。また、純粋に「JCBブランドの優待(ディズニー関連など)を利用したい場合」の選択肢にもなります。

JGC修行僧によく選ばれる「代表的な3つの選択肢」

上記の選び方を踏まえた上で、JGC修行で特によく選ばれる代表的なカードとその特徴を整理しました。

選択肢(提携・ブランド)よく選ばれる理由とメリット注意点・デメリット
JALカード Suica
(JCBのみ)
Suicaオートチャージに対応し、JRE POINTもマイルに移行可能。JR東日本ユーザーの定番。Revolutなどの他社決済アプリへのチャージにおいて、JCBブランド自体が非対応で使えないケースが多い。また、海外の渡航先では決済できない店舗が依然として多い。
JAL アメリカン・エキスプレス・カード
(AMEX)
旅行保険の手厚さや空港ラウンジへのアクセスなど、ステータス性に優れる。電子マネーチャージでのマイル付与対象外ルートが多く、決済修行の拡張性に欠ける。
JALカード TOKYU POINT ClubQ
(Visa / Mastercard)
WAONへのクレジットチャージとPASMOオートチャージの両方に対応。陸マイラーの王道。複数の電子マネー(WAONやPASMO等)を管理するため、使い分けのルール化が必要。

【裏技コラム】紫組必見!「JALカードClub-Aゴールド(Suica)× ANA Pay」の錬金術
既にANAのSFC(スーパーフライヤーズカード)を保有し、新たにJGCを目指す「紫組(ダブルホルダー)」の方に、ぜひ知っておいていただきたい裏ルートが存在します。
それがJALカードClub-Aゴールド(Suica)から、ANA Payへチャージする」というクロスオーバールートです。JALカードClub-Aゴールド(Suica)のみが唯一ANA Payへチャージした際に、JALマイル1%を獲得できます。他のブランドではマイルはつきません。これにより、チャージ時にJALマイルを稼ぎつつ、店舗決済時にはANA Payを利用してANAマイルも同時に獲得するという2重取りが実現します。
単なる「JALマイルを貯めるカード」という視点から一歩抜け出し、既存のANA決済インフラとどう繋ぐかまで見据えることが、SFC/JGC併願者における戦略的なカード選びの醍醐味です。
※注意:クレジットカードから各種Payへのチャージにおけるポイント付与条件は頻繁に変更されます。実践の際は必ず最新の規約をご確認ください。

なぜ我が家は「CLUB-Aゴールド(Mastercard / TOKYU)」を選んだのか?

ここまでの判断基準をもとに、我が家がメイン決済のインフラとして最終的に選んだのがJAL CLUB-Aゴールドカード(TOKYU POINT ClubQ / Mastercard)です。

維持費の最安を求めるなら普通カード、裏技を狙うならSuica(JCB)という選択肢もある中で、この1枚を最適解としたのには明確な理由があります。

  1. ショッピングマイル・プレミアム自動付帯による実質コストの逆転
    JGC修行においてLSPを効率よく貯めるには、還元率を倍増させる「ショッピングマイル・プレミアム(SMP)」への加入が必須です。普通カードやCLUB-Aカードでは別途参加費(4,950円)がかかりますが、CLUB-Aゴールドならこれが自動付帯。この差額を含めて計算すると、CLUB-Aとの実質的な維持費の差はごくわずかになり、ゴールドの優位性が際立ちます。 
  2. 既存メインカードの弱点を塞ぐ&Revolutにチャージ可能な「Mastercard」ブランド
    我が家はANA SFCの維持システムも同時に運用しており、そちらではアメリカン・エクスプレスを使用しています。特定のブランドが使えない決済不可リスクを避けるため、Mastercardを選びました。
    また、海外旅行時、我が家では現地決済を基本的に全て外貨両替・決済手数料が無料となる「Revolut」で行っています。JCBブランドはRevolutへのチャージに対応していませんが、Mastercardなら問題なくチャージ可能です。高額になりがちな海外での支出も残さずLSP獲得の土台に乗せることができます。
  3. JMB WAONの両立
    JMB WAONへクレジットチャージで1%(ショッピングマイルプレミアム加入時)が貯まり、JMB WAONの利用で0.5%貯まり、マイルの二重取りができます。日々の細かな支出からLSPを獲得できるのは非常に重要でした。
  4. プラチナほどの過剰なコストをかけない「最適バランス」
    プラチナランクのコンシェルジュやプライオリティ・パスも魅力的ですが、長期間維持していくトータルコストを計算するとややオーバースペックかつ、既存のANA Amexゴールドでカバーできる部分もあるので、プラチナは選択肢から外しました。

このように、カード選びは「表面上の年会費」だけで比較するのではなく、必須オプション(SMP)を含めた実質コスト自分たちのフライトスタイルを掛け合わせて計算することが、JGC決済修行を失敗しないための最大のポイントです。

これは結果論なのですが、JAL CLUB-Aゴールドカード(TOKYU POINT ClubQ / Mastercard)は海外旅行保険が自動付帯、つまり所有しているだけで海外旅行保険が適用される状態となっています。
近年、利用付帯のカードが増えている中、害・疾病治療費用や航空機遅延補償が充実している海外旅行保険が自動付帯となるのは大きなメリットの一つでした。
都度掛け捨ての海外旅行保険に加入する手間とコストを省くことができます。

まとめ:決済修行は「土台選び」で勝負が決まる

「自分の生活圏はどこか」「決済で何を重視するか」という基準で、ランク、提携機能、ブランドの3つのステップを絞り込んでいけば、必ずあなたにとって最適なインフラが見つかるはずです。

次回の記事では、我が家が選んだこのカードを起点とし、「JAL Pay」や電子マネーを駆使して家計の支出をどうやって効率よくLSPに変換していくのか、具体的な決済ルートの実践編を解説します。

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この記事を書いた人

「子連れでも達成できるANA SFC修行とマイル活用術」を発信中。国内線中心+ANA Amex決済で総費用35万円・10往復で修行達成。家族旅行をもっと快適にするノウハウを紹介しています。

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