【新JGC修行】LSPとは?基本の貯め方と「決済6,000万円の壁」を越える我が家の戦略

目次

はじめに:なぜ今「LSP」の理解が必要なのか?

2024年のJAL新ステイタスプログラム導入に伴い、JALグローバルクラブ(JGC)への入会基準は大きく変化しました。

従来の「1年間で50,000 FOP(FLY ON ポイント)を稼ぐ」という短期集中型のフライト修行ルートは廃止され、現在は「生涯蓄積型の1,500 Life Status ポイント(LSP)を獲得すること」が唯一の入会条件となっています。

本記事では、新制度の根幹である「LSPの基礎知識」と「基本の貯め方」を整理した上で、JALカード決済に潜む「6,000万円の壁」と、それを突破するための我が家のリアルな攻略戦略を解説します。

1. LSP(Life Status ポイント)とは?【新JGC制度の基礎知識】

LSP(Life Status ポイント)とは、JALグループ便の搭乗や、日常のライフスタイルサービスの利用実績に応じて積算される「生涯不滅のステイタスポイント」です。

LSPの主な特徴

  • 有効期限がない(生涯蓄積): 年間でリセットされず、積み上げたポイントは永久に保持されます。
  • マイルとは別物: 特典航空券などに交換できる「マイル」とは完全に区別された、ステイタス判定専用のポイントです。
  • JGC入会ラインは「1,500 LSP」: 累計1,500 LSPに達すると「JGC Three Star」となり、JGCへの入会資格が得られます。

2. LSPの基本の貯め方と対象サービス

LSPは「フライト」だけでなく、日々の決済や生活インフラサービスを利用することでも獲得できます。

【LSPが貯まる主な提携サービス一覧】

  • 旅行・交通: JALグループ国内線・国際線、ジャルパック、JAL MaaS、JAL ABCなど
  • 金融・決済: JALカード、JAL Pay、JAL NEOBANK、JAL住宅ローンなど
  • ライフスタイル: JAL Mall、JAL Wellness & Travel、JALでんき、JAL光など

【注意】LSPが貯まらない「対象外の罠」

効率よく貯めるためには、ポイントがつかない「例外」を把握しておくことが不可欠です。

  • 特典航空券での搭乗: マイルで発券したフライトはLSP積算対象外。
  • ショッピングマイル「以外」のマイル: 入会ボーナスやフライトボーナスなど、プレゼントされたマイルはLSP換算されません。
  • 端数マイルの失効(保留): LSPは「2,000マイル=5 LSP」単位で付与されるため、2,000マイルに満たない端数は翌月以降へ繰り越されます。

3. 主力ルート「JALカード決済」の現実と「6,000万円の壁」

日常の買い物でLSPを貯めるメインルートは「JALカードでのショッピング決済」です。

  • 積算ルール: JALカードショッピングマイル 2,000マイルごとに 5 LSP
  • 実質ペース: ショッピングマイル・プレミアム(SMP)加入時(100円=1マイル)の場合、20万円の決済につき 5 LSP。つまり、1 LSP = 40,000円

ショッピング決済だけだといくら必要?

JGC入会基準の「1,500 LSP」を、すべてJALカードの決済(20万円=5 LSP)だけで獲得しようとすると、以下の計算になります。

計算式

1,500 LSP ÷ 5 LSP × 20万円 = 6,000万円

必要な決済額はなんと「6,000万円」です。

  • 年間 200万円決済する場合: 到達まで 30年
  • 年間 600万円の超高額決済でも: 到達まで 10年

クレジットカードの決済だけに頼って1,500 LSPを目指すのは、現実的ではないことが分かります。

⚠️ もしSMPに未加入だったら…?

 ちなみに、年会費をケチってSMPに未加入(200円=1マイル/40万円決済=5 LSP)のまま決済すると、なんと 1億2,000万円 の決済が必要になります。 LSPを貯めるなら、ショッピングマイル・プレミアム(SMP)への加入は絶対に回避できない必須条件だと覚えておきましょう。

4. 「6,000万円の壁」を越える!我が家のJGC攻略戦略

6,000万円の決済なんて、どう頑張っても無理でしょ…

我が家も最初はこの「6,000万円」という数字に絶望しました。

しかし、新制度のルールを分析していく中で、「純粋なカード決済」以外にもLSPを稼ぐルートが豊富に用意されていることに着目しました。

【チラ見せ】我が家がすでに導入している「3つの自動蓄積ルート」

例えば、我が家では以下のJAL系サービスをすでに生活に取り入れています。これらを利用するだけで、カード決済を一切増やさずに年間44 LSPを自動獲得できています。

  • JAL NEOBANK(プレミアム):年間 20 LSP
    • 給与受取、JALカードの口座振替、定額自動入金などを集約
  • JAL mobile by ahamo:年間 12 LSP
    • スマホ通信費を最適化しつつ、毎月確実にポイントを獲得
  • JAL Wellness & Travel:年間 12 LSP
    • 毎日の歩数(日常の健康管理)をそのままステイタスに変換
176万円分の決済をスキップ!

年間 44 LSP というのは、JALカード決済に換算すると「年間176万円分のショッピング決済」に相当します。 日常のインフラを切り替えただけで、我が家は毎年176万円分の決済ノルマを自動的に消化できている計算になります。

【💡実践する際の注意点:LSP付与にはタイムラグがあります】 
これらのJAL系サービスは、利用条件を達成してもすぐにLSPが反映されるわけではありません。サービスによって異なりますが、実際のLSP付与までには1〜2ヶ月(サービスによっては数ヶ月)のタイムラグが発生します。新JGC修行は長期戦です。「早く始めれば始めるほど、自動化による恩恵を長く受けられる」ため、インフラの切り替えは1日でも早く済ませておくことをおすすめします!

今後さらに拡大・検討中のJALサービス

上記の3つに加えて、さらに必要決済額を削るため、以下のサービス運用も順次進めています。

  • JALでんき & JALガス: 電気・ガスなどの固定費をJALに集約
  • JAL株の保有: 株式投資の一環として、株主優待+LSPを獲得

我が家のLSP獲得「3つの指針」

カード決済の限界とJAL経済圏のポテンシャルを踏まえ、我が家では以下の3つの指針を立ててJGCを目指しています。

STEP
無駄な「フライト修行」や「浪費」はしない

LSPの「有効期限がない」メリットを活かし、生活費の置き換えで無理なく積み上げます。

STEP
決済は「本会員のCLUB-Aゴールド」に集約

JALのマイルは「JALカード家族プログラム」で家族全員分を合算できますが、LSPは家族で合算できず、あくまで「個人」に蓄積されるという超重要ルールがあります。

つまり、夫婦それぞれが本会員カードを持って生活費を分散決済してしまうと、LSPも分散してしまい、いつまで経っても1,500 LSPに到達しません。

そこで我が家は、「家族カードの利用分も、本会員のLSPとしてカウントされる」というルールを最大限に活用しています。夫婦のあらゆる支出を本会員カード(我が家の場合はCLUB-Aゴールド Mastercard / TOKYU)に一本化し、本会員のLSPに一点集中させています。

STEP
JAL系サービスを併用し、必要決済額を徹底的に削る

NEOBANKやahamo、JAL Payなどをフル活用し、実質的なカード決済ノルマを引き下げます。

まとめ:カード決済×JAL経済圏の掛け合わせが攻略の鍵

新制度において、JALカードの決済だけで1,500 LSP(6,000万円)を目指すのは非常に困難です。

だからこそ、「通信費、銀行、日々の歩数から投資まで、あらゆるサービスをいかに併用し、必要決済額をどこまで削減できるか」が戦略の要となります。

次回の記事では、我が家が導入しているこれらのサービスを具体的に当てはめ、「6,000万円の決済壁が実際いくらまで下がるのか?」というリアルな削減シミュレーションをお届けします!

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この記事を書いた人

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