【JGC攻略】6,000万円の壁はどこまで減らせる?我が家のLSP獲得シミュレーションと実コスト

目次

はじめに|「6,000万円」は本当に必要なのか?

JALグローバルクラブ(JGC)への入会には、1,500 Life Status ポイント(LSP)以上の獲得などの条件があります。2026年8月現在、1,500LSPはJGC Three Starの基準でもあります。JALカードのショッピングだけで1,500LSPを貯めると考えると、かなり大きな金額になります。JALカード ショッピングマイル・プレミアム加入時の通常利用では、100円=1マイル。2,000ショッピングマイルごとに5LSPが積算されます。

つまり単純計算では、

20万円決済 → 5LSP
4万円決済 → 1LSP相当
1,500LSP → 約6,000万円相当

です。

ただし、これはあくまで「JALカードの通常決済だけで、ゼロから1,500LSPを貯めた場合」の比較用の数字です。

実際には、フライト、JALモバイル、JAL NEOBANK、JAL Wellness & Travel、JAL Mallなど、日常生活の中でLSPを獲得できるサービスが複数あります。そこでこの記事では、

「我が家の場合、JALカード以外のLSPを組み合わせることで、6,000万円相当の決済をどこまで減らせるのか?」

を、2026年8月時点の制度で改めて計算します。

この記事のシミュレーションについて
本記事は2026年8月30日時点のJAL公式情報をもとに試算しています。LSPの積算条件や対象サービス、キャンペーンは今後変更される可能性があります。そのため、長期シミュレーションでは「恒常的に利用できるサービス」と「期間限定・利用額によって変わるサービス」を分けて計算します。

現在は101LSP|我が家のJGC修行の基本方針

我が家は、飛行機に何度も乗ることを前提にせず、家族の生活費や普段利用するサービスをできるだけJAL経済圏へ集約して1,500LSPを目指しています。

2026年6月に本格的にJGC修行を始めた時点では65LSPでしたが、その後約2カ月で36LSPを積み上げ、現在は累計101LSPになりました。

ここで大切にしているルールは、

LSPのためだけに不要な支出を増やさない

ことです。

スマホ、銀行、光熱費、買い物など、もともと必要な支出をJAL系サービスへ置き換え、その結果としてLSPが貯まる仕組みを作っていきます。

【利用中】① JALモバイル powered by ahamo|最大12LSP/年

我が家では、スマホをJALモバイル powered by ahamoへ切り替えています。料金は月額2,970円・30GBで、対象条件を満たすと毎月1LSPを獲得できます。1年間利用した場合は最大12LSPです。

項目内容
月額料金2,970円
年間通信費35,640円
LSP最大12LSP/年
我が家の追加コストほぼなし

我が家の場合はもともとahamoを利用していました。

そのため、「LSPを獲得するために月2,970円を新しく支払った」というより、もともと払っていた通信費の支払い先をJALモバイルへ移したという感覚です。

つまりサービス自体が無料なのではなく、我が家にとっては毎月の通信費の増加をほぼ伴わずにLSPを追加できたのがメリットです。

JALモバイル powered by ahamoの実際の申込手順や、マイル・LSPが反映された実績は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【利用中】② JAL NEOBANKプレミアム|最大20LSP/年

銀行口座もJAL NEOBANKを活用しています。

JAL NEOBANKプレミアムの年会費は、現在5,500円(税込)です。円普通預金100万円・外貨普通預金25万円相当を継続して保有する公式の積算例では、年間最大20LSPを獲得できます。

我が家での考え方

円普通預金については、生活防衛資金の一部を置く場所として利用しています。そのため、新たに100万円をLSPのためだけに用意するのではなく、もともと保有している現金の置き場所を変更するという考え方です。

一方、外貨普通預金25万円分には為替変動リスクがあります。例えば5%円高方向へ動けば、単純計算で約12,500円分の円換算評価額の変動が発生するため、「年間5,500円で20LSPだから絶対にお得」と単純には言えません。

LSP単価について

20LSPすべてを年会費5,500円で割ると、

275円/LSP

となります。

ただし通常のJAL NEOBANKでも同じ残高条件ならLSPを獲得できるため、「プレミアム加入によって増えるLSP」という観点では別の見方も必要です。

【利用中】③ JAL Wellness & Travel|最大12LSP/年

JAL Wellness & Travelは月額550円。2026年8月現在、月初から月末まで登録済みであれば、1カ月につき1LSPが積算されます。年間では最大12LSPです。

項目内容
月額550円
年間6,600円
LSP最大12LSP/年
単純LSP単価550円/LSP

私は子どもと公園へ行ったり、普段歩くことでもマイルが少しずつ貯まるので、健康管理のモチベーションも兼ねて続けています。

現在利用中の3サービスだけで年間最大44LSP

ここまでの3サービスを合計すると、

サービス年間LSP
JALモバイル12
JAL NEOBANKプレミアム20
JAL Wellness & Travel12
合計44LSP

となります。

JALカードの通常決済で44LSP相当を獲得すると仮定すれば、

44LSP × 4万円=約176万円分のカード決済相当

です。

ただし「176万円得をした」という意味ではありません。JAL NEOBANKには年会費や外貨の為替リスクがあり、Wellnessにも月額料金があります。あくまで、

JALカード通常決済だけで44LSPを獲得する場合との比較

として考えています。

【契約予定】JALでんき+JALガス|最大24LSP/年

次に我が家で検討しているのが、電気・ガスのJALへの切り替えです。

2026年8月現在、JALでんき・JALガスともに、対象サービスで1マイル以上積算された月に1LSPが貯まり、月1LSPが上限です。したがって、毎月条件を満たした場合はそれぞれ最大12LSP、合計最大24LSPとなります。

我が家では現在利用中の電力・ガス会社と比較したところ、試算上の料金差は大きくありませんでした。ただし電気・ガス料金は地域、料金プラン、使用量などによって変わるため、「誰でも追加コスト0円」とは言えません。

実際に契約する前に、自宅の年間利用量を使って比較することをおすすめします。

JALでんき・ガスまで加えると最大68LSP/年

現在利用中の44LSPに、

  • JALでんき 12LSP
  • JALガス 12LSP

を加えると、

最大68LSP/年

です。

この68LSPを、我が家における「現行制度が継続した場合の長期ベースライン」として試算します。

ただし、でんき・ガスはまだ契約予定であること、そしてLSP制度自体が将来も現在と同じ条件とは限らないことには注意が必要です。

JAL Payは「通常利用」と「期間限定施策」を分けて考える

JAL Payでも、日常の決済を通じてLSPを貯めることができます。2026年8月現在、JAL Payでは基本マイル400マイルごとに1LSPが積算されます。日本円での決済は基本マイルが0.5%のため、単純計算では、

8万円利用 → 400マイル → 1LSP

となります。

ただし、LSPの対象になるのはJAL Payの「基本マイル」です。JAL PayマイルUPプログラムによる上乗せ分や、キャンペーンなどで獲得するボーナスマイルはLSPの積算対象にはなりません。

最新の条件は、JAL公式の積算条件もあわせて確認することをおすすめします。

日常的にJAL Payへ決済を集約すると、今度は家計簿への入力回数も増えてきます。我が家では、GASを使ってJAL Payの利用通知からZaimへ自動記帳しています。詳しい設定方法とコードは以下の記事で紹介しています。

4万円チャージで月1LSPは「期間限定」

2026年6月から、新たに「JAL Pay・JALカードチャージプログラム」が始まりました。JALカードからJAL Payへ同じ月に4万円以上チャージし、さらにApple PayまたはGoogle Payに設定したJAL Payで所定の利用条件を満たすと、月1LSPを獲得できます。

JALカードからJAL Payへチャージして利用している人にとっては魅力的な仕組みですが、注意したいのは恒常的な制度ではないことです。

現在発表されているプログラム期間は、2026年6月10日~2027年3月31日

そのため、これを「毎年12LSP」として5年・10年のシミュレーションに組み込むことはしません。現行プログラムを毎月達成した場合でも、チャージによる追加LSPは最大10LSPです。

我が家では条件を満たせる月は積極的に活用しますが、期間限定の上振れ要素として扱うことにします。

JAL Mall・マイレージパークは利用額次第

ネットショッピングでは、JAL MallやLSP対象のJALマイレージパークも活用できます。JAL Mallでは、通常の買い物で積算される100円=1マイルがLSPの対象となり、100マイルごとに1LSPが積算されます。JALカードの通常利用は2,000ショッピングマイルごとに5LSPなので、もともと購入予定の商品がJAL Mallにある場合は、LSP獲得の選択肢として活用できます。

一方で、年間の利用額は毎年変わります。

そのため、

「JAL Mallで毎年3LSP」

などとは固定せず、今回の長期シミュレーションには含めません。

我が家では、LSPを貯めるために不要なものを購入するのではなく、もともと買う予定の商品があるときにJAL Mallや対象ショップを優先するという使い方をしています。

キャンペーンは「上振れ」として活用する

LSPでは、通常の積算とは別に期間限定キャンペーンが実施されることがあります。例えば2026年夏には、JALカード・JAL Pay・JALグループ国内線の対象条件を満たしたサービス数に応じて、2サービスで10LSP、3サービスすべてで30LSPを獲得できるキャンペーンが実施されています。30LSPは、JALカードの通常決済に置き換えると約120万円分に相当するため、JGCを目指すうえでは無視できません。

一方で、同様のキャンペーンが毎年実施される保証はありません。

そのため我が家では、

「キャンペーンで獲得できたLSPは大きな上振れ。ただし将来の計画には最初から織り込まない」

という方針にしています。利用条件が普段の生活や旅行予定と合うものは積極的に活用しつつ、キャンペーンのためだけに不要な支出を増やさないことも大切にしています。

では、6,000万円の壁は実際どこまで減らせる?

ここからが今回のシミュレーションの本題です。我が家は現在101LSP。ここから、期間限定キャンペーンやフライト、JAL Pay、JAL Mallなどの変動要素をすべて除外し、比較的継続しやすいサービスだけで考えてみます。

現在利用している、JALモバイル+JAL NEOBANKプレミアム+JAL Wellness & Travelでは、現行条件で年間最大44LSP。さらにJALでんき・JALガスまで追加した場合は、年間最大68LSPとなります。この2パターンで、5年・10年後を試算します。

スクロールできます
シナリオ年間獲得LSP必要カード決済額/月必要カード決済額5・10年後の累計LSP1,500LSPまでの残り
現在3サービス|5年44約78.6万円約4,716万円3211,179
+でんき・ガス追加|5年68約70.6万円約4,236万円4411,059
現在3サービス|10年44約32.0万円約3,836万円541959
+でんき・ガス追加|10年68約24.0万円約2,876万円781719

※現在の101LSPをスタート地点として計算しています。
※JALカード特約店など、通常よりマイル積算率が高い利用は考慮していません。
※JALカード決済換算は、ショッピングマイル・プレミアム加入・通常利用で「20万円決済→2,000ショッピングマイル→5LSP」とした場合の概算です。
※将来も現在と同じLSP積算条件が継続することを保証するものではありません。

5年で1,500LSPは、思った以上に高い目標

我が家では、現在5年程度で1,500LSPへ到達することを一つの目標にしています。現在101LSPなので、残りは1,399LSP。これを5年間で積み上げるには、単純計算で年間約280LSPが必要です。

仮にJALでんき・ガスまで導入し、継続サービスから年間68LSPを獲得できたとしても、残りは年間約212LSP。これをすべてJALカードの通常決済で補うとすると、

年間約847万円、月平均約70.6万円

の決済が必要になります。ここまで計算してみると、固定サービスをJALへ集約するだけで「5年で1,500LSPは簡単」とは言えません。

一方で、この計算には、

  • フライト
  • JAL Pay
  • JAL Mall・マイレージパーク
  • JMB WAON
  • 期間限定キャンペーン

によるLSPを一切含めていません。

つまり、年間約212LSPの差を、実際の生活の中でどこまで縮められるかが今後のJGC攻略のポイントになります。

我が家では大型支出をJALカードへ集約しながら、フライトや日常の買い物、期間限定施策などを無理のない範囲で組み合わせていく予定です。

長期のJGC修行では「毎年計画を更新する」

今回シミュレーションしてみて感じたのは、10年間の計画を最初から固定することにはあまり意味がないということです。

Life Status ポイントそのものは生涯にわたって積み上がりますが、対象サービスや積算条件、キャンペーンは今後も変わる可能性があります。

そのため我が家では、

「長期の方向性は持つ。ただし具体的な獲得方法は毎年見直す」

という方針で進めます。

期間限定施策も、条件が生活スタイルに合えば積極的に利用します。

ただし、その施策が翌年も続くことを前提にはしません。

固定費や日常の支払いで無理なくLSPを積み上げながら、その時点で利用できる制度を追加していく方が、長期間続けるJGC修行には向いていると考えています。

まとめ|6,000万円の壁は「一気に消す」のではなく少しずつ減らす

JALカードの通常決済だけで、ゼロから1,500LSPを獲得すると考えると、約6,000万円相当の決済が必要になります。しかし、JAL Life Status プログラムにはカード決済以外にもLSPを獲得できるサービスがあります。我が家が現在利用しているJALモバイル・JAL NEOBANKプレミアム・JAL Wellness & Travelだけでも、現行条件では年間最大44LSP。今後JALでんき・JALガスまで加えれば、年間最大68LSPになります。

一方で、今回改めて計算して分かったのは、固定サービスをJALへ集約するだけで簡単に1,500LSPへ到達できるわけではないということです。

特に我が家が目標としている5年間での到達には、カード決済だけでなく、フライト、JAL Pay、JAL Mall、普段の買い物、その時々のキャンペーンなども組み合わせる必要があります。現在は101LSP。まずは次の250LSPを目指しながら、実際にどのくらいのペースで積み上げられるのか、今後もこのブログで実績を公開していきます。

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この記事を書いた人

まめぞうアイコン(青右)

まめぞう

「まめぞうの子連れ旅」運営者。
夫婦で訪れた国は、重複を除くと50カ国以上。2024年に国内線中心・9往復・総費用約33.5万円でANA SFCを取得し、現在はJGC入会に必要な1,500LSPを目指しています。
当ブログでは、ANA SFC・JGC/LSP・マイル活用・子連れ旅行を、家族の実体験から発信しています。

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