はじめに|SFC修行の実際の持ち出し額は33.5万円でした
「SFC修行って、結局いくらかかるの?」
これから挑戦する方にとって、気になるのはやはり費用だと思います。私は2024年、ANAのライフソリューションサービスを併用するルートでSFC修行を行い、合計9往復でプラチナステイタスを獲得しました。
その際、SFC修行に関連して実際に負担した金額は約33.5万円です。
ただし、この「33.5万円」には少し説明が必要です。私のフライトはすべてが「SFC修行だけのために飛行機へ乗ったもの」ではありません。
航空券代約30万円の内訳は、
- 純粋なSFC修行フライト:約21万円
- 家族旅行に組み込んだPP獲得分:約9万円
です。
家族旅行の9万円についても、家族全員分の旅行費をSFC修行費に入れているわけではありません。
家族はマイルを使って航空券を取得しましたが、私はPP(プレミアムポイント)を獲得するため、自分の分だけあえて有償航空券を購入しました。
SFC修行をしていなければ私もマイルで航空券を取得する選択肢があったため、本記事ではこの9万円もSFC修行のために追加で発生した費用として計上しています。
この記事では、33.5万円の内訳と、実際に費用を抑えるために行ったことを紹介します。
総費用33.5万円の内訳を公開
実際にかかった費用をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 金額(目安) | 内容 |
|---|---|---|
| 純粋な修行フライト | 約21万円 | 羽田⇔那覇×4、羽田⇔宮古×2 |
| 家族旅行に組み込んだPP獲得分 | 約9万円 | 北海道・鹿児島・沖縄への家族旅行で自分のみ有償航空券 |
| ANA SKY コイン利用 | ▲約2万円 | 航空券代の支払いに充当 |
| ANA Amex Gold年会費 | 約3.5万円 | SFC修行前に発行したカード |
| 食費・交通費など | 約2万円 | 空港までの交通費、修行時の食事など |
| 合計 | 約33.5万円 | 実際の持ち出し額 |
※金額は分かりやすくするため一部丸めています。
純粋な修行フライト|約21万円
純粋にPPを獲得することを目的として搭乗したフライトは、
- 羽田⇔那覇:4往復
- 羽田⇔宮古:2往復
の合計6往復です。
これらを3日間にまとめて搭乗しました。純粋な修行便では、行き先そのものを楽しむことよりも、限られた日数で必要なPPを獲得することを優先しました。そのため、長距離でPPを獲得しやすい沖縄方面を中心にし、一部ではプレミアムクラスも利用しています。
この6往復にかかった航空券代が約21万円でした。
家族旅行に組み込んだPP獲得分|約9万円
残りの3往復は、北海道・鹿児島・沖縄への家族旅行に組み込んだフライトです。
この9万円は、家族旅行全体の費用ではありません。家族旅行では、家族の航空券は貯めていたマイルを使って取得しました。一方で私はSFC修行中だったため、自分までマイルで特典航空券を取ってしまうとPPを獲得できません。そこで、私の航空券だけはあえて有償で購入しました。
この自分1人分の航空券代が、合計約9万円です。
家族旅行だったため、純粋な修行便ほどPP単価を優先せず、家族で行きたい場所を優先しながら、そのフライトをSFC修行にも活用するという考え方でした。
これによって、修行だけのために家を空ける日数を増やさず、家族旅行でもPPを積み上げることができました。
ANA SKY コイン|約2万円分を航空券に充当
航空券の支払いには、ANA SKY コイン約2万円分も利用しました。
そのため、航空券そのものは約30万円分購入していますが、現金での持ち出しは約28万円です。本記事では「実際にいくら支払ったか」を基準としているため、SKY コイン利用分を▲2万円として計上しています。ただし、SKY コインにも価値があるため、「実質的なコストまで含めて考える」という見方をするなら、この2万円分も費用と考えることができます。
そのため、
現金持ち出しベース:約33.5万円
SKY コインの価値も含める:約35.5万円相当
と考えると分かりやすいと思います。
ANA Amex Gold年会費|約3.5万円
SFC修行を始める前に、私はANA Amex Goldを発行しました。
2024年当時の年会費は34,100円(税込)だったため、本記事では約3.5万円として計上しています。ANA Amex GoldはSFC修行だけでなく日常生活の決済にも利用していたため、年会費の全額をSFC修行費と考えるかは判断が分かれるところです。ただ、私はSFC修行を始めるにあたって発行したカードだったため、この記事では保守的に年会費を全額計上しました。
航空券購入や約400万円の決済、入会キャンペーンを含めて実際にどのくらいポイント・マイルを獲得したかは、別記事で詳しく紹介しています。

食費・交通費など|約2万円
航空券以外にも、空港までの交通費や修行中の食事などで約2万円かかりました。
一つひとつは小さな金額ですが、複数回空港へ行くと積み上がります。一方、家族旅行で通常発生する宿泊費や家族の食費などは、この2万円には含めていません。
あくまで、SFC修行をしたことで追加的に発生した費用を中心に計上しています。
400万円決済=SFC修行費400万円ではない
私が利用したライフソリューション併用ルートでは、ANAグループ運航便で30,000PP以上を獲得することに加えて、ライフソリューションサービスの利用とANAカード・ANA Payでの400万円決済が条件でした。
2026年現在もプラチナステイタスでは「30,000PP+7サービス以上+400万円」の条件が設定されています。
ただし、400万円をSFC修行の「費用」と考えているわけではありません。我が家では、食費や日用品、税金、旅行費など、もともと発生する支払いをANAカードへ集約しました。実際のANA Amex利用額は約413.5万円でしたが、その大部分はSFC修行をしなくても発生していた生活上の支出です。
そのため、本記事の「総費用33.5万円」には400万円の決済額そのものは含めていません。
ここは、
400万円=ステイタス獲得のための決済条件
33.5万円=SFC修行によって実際に追加負担した持ち出し額
と分けて考えています。
ライフソリューション7サービスを実際にどう達成したかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

SFC修行の費用・日数を抑えるために意識した4つのこと
1.GWや夏休みなどの繁忙期をできるだけ避ける
純粋な修行便は、ゴールデンウィークや夏休みなど航空券が高くなりやすい時期をできるだけ避けました。
実際の搭乗は、GW明けの5月や6月を中心にしています。家族旅行と違い、純粋な修行便は「その日にその場所へ行かなければならない」という制約が少ないため、価格を見ながら搭乗日を決めやすいのがメリットです。
2.那覇・宮古を修行の中心にする
純粋な修行では、羽田から距離のある那覇・宮古路線を中心にしました。
短距離路線を何度も往復するより、1回の搭乗でまとまったPPを獲得しやすいためです。ただし、単純に「長距離路線なら何でも得」というわけではありません。
航空券価格も変動するため、獲得できるPPと航空券価格のバランスを見ながら選ぶことが重要です。
3.早めに航空券を確保する
修行便では、SUPER VALUEなど早期購入型の運賃も利用しました。
SFC修行は年間の計画を立てやすいため、行ける日を先に決めて、航空券が高くなる前に確保することを意識しました。ただし、安さだけで予約して変更できない運賃を大量に購入すると、予定変更時のリスクもあります。
家庭や仕事の予定と照らし合わせながら、無理のない範囲で早めに計画することが重要だと思います。
4.家族旅行もPP獲得に活用する
私の場合、修行日数を減らすうえで有効だったのが家族旅行との組み合わせです。
家族はマイル、自分は有償航空券とすることで、家族旅行を楽しみながらPPも獲得しました。PP単価だけでは純粋な修行便に劣る場合がありますが、修行だけのために家を空ける日を減らせたことには大きな意味がありました。
PP単価だけを追わなかった理由
SFC修行では、航空券代を獲得PPで割った「PP単価」がよく使われます。
もちろん、修行費を抑えるうえで重要な指標です。私も純粋な修行便ではPP単価を意識しました。一方、すべてのフライトでPP単価を最優先したわけではありません。
家族旅行では、
- 家族が行きたい場所
- 子どもと一緒に楽しめるか
- 日程が家庭の都合に合うか
を優先しました。その結果、家族旅行に組み込んだフライトは純粋な修行便よりPP単価が高くなりました。
それでも、
最安でSFCを取得すること
だけではなく、
家族との時間を維持しながらSFCを取得すること
を重視したため、私にとっては納得できる費用でした。
これが、単純なPP単価だけでは見えない部分だと思っています。
33.5万円は誰でも再現できる金額ではない
私のSFC修行の持ち出し額は約33.5万円でしたが、誰でも同じ金額でSFCを取得できるという意味ではありません。
航空券価格は、
- 搭乗する時期
- 出発地
- 路線
- 運賃
- プレミアムクラスの利用
- 予約時期
などによって大きく変わります。
また、私は家族旅行の3往復をPP獲得にも活用したため、純粋な修行だけで30,000PPを獲得する場合とは条件が異なります。ANAのステイタス獲得条件自体も将来変更される可能性があります。
そのため、33.5万円は、
「SFC修行なら33.5万円あれば十分」という予算の目安
ではなく、
「2024年に私が実際に行ったSFC修行の結果」
として見ていただくのがよいと思います。
まとめ|33.5万円の内訳と、家族旅行を修行に組み込んだ理由
私が2024年のSFC修行で実際に負担した持ち出し額は、約33.5万円でした。
内訳は、
- 純粋な修行フライト:約21万円
- 家族旅行に組み込んだPP獲得分:約9万円
- ANA SKY コイン:▲約2万円
- ANA Amex Gold年会費:約3.5万円
- 食費・交通費など:約2万円
です。
特に大きかったのは、すべてのPPを修行だけのフライトで獲得するのではなく、もともと予定していた家族旅行にもPP獲得を組み込んだことです。家族はマイルで航空券を取得し、私はPP獲得のために自分だけ有償航空券を購入しました。これによって航空券代がゼロになったわけではありませんが、純粋な修行を6往復・3日間にまとめることができました。
また、費用を抑えるためにPP単価だけを追求したわけでもありません。純粋な修行便では効率を重視し、家族旅行では家族の行き先や予定を優先する。「修行の効率」と「家族との旅行」を分けて考えたことが、無理なくSFC修行を続けられた理由の一つだと感じています。
私が9往復でSFCを取得するまでの全体像は、こちらの記事でまとめています。

