【実体験】ANAファミリーマイル活用術|家族でマイルを合算して旅行をもっとお得に

家族で貯めたマイルを合算できる「ANAファミリーマイル」。分散したマイルをまとめて使えるだけでなく、有効期限が短い順に自動で消化されるため、無駄なく効率的に特典航空券へ交換できます。本記事では、4人家族の実体験をもとに、登録方法から活用のコツ、注意点までわかりやすく解説します。

目次

はじめに|ファミリーマイルの価値

ANAのファミリーマイルは、家族で貯めたマイルを合算できる仕組みです。個人では「あと少し足りない」と諦めてしまう場面でも、家族全員の力を合わせれば特典航空券を現実的に発券できます。我が家もこの制度を活用し、4人分の特典航空券を実現しています。

ファミリーマイルを利用するには、ANAカードを所持している必要があります。ANA SFCカード作成に向けた記事はコチラをご参照ください。
【子連れでも可能】国内線中心+ANA Amex決済&ライフソリューション活用でSFC修行を達成した方法

ファミリーマイルの基本ルール

  • 登録できる範囲:本会員+二親等以内(配偶者・子ども・親・祖父母など)
  • 登録人数:最大10名まで
  • 年会費:無料
  • マイルの合算方法:自動ではなく、必要時に合算して利用

我が家の活用例

  • 本会員(私)+妻+子ども2人を登録
  • カード発行特典、ポイ活、日常のカード利用で貯まったマイルを合算し、家族4人分の国際線/国内線特典航空券を発券
  • 「あと数千マイル足りない」を解消し、計画的に旅行を実現

活用のための実践ポイント

  1. カード利用は集中が理想、でも分散は現実
    本来は本会員カードに利用を集中させるのが効率的ですが、生活上どうしても夫婦それぞれで利用が分散します。ファミリーマイルは、この分散を補い「合算で使える」仕組みとして非常に有効です。
  2. 特典航空券の予約は早めに
    合算しても空席がなければ意味がありません。繁忙期は特に早めの予約が必須です。
  3. マイル移行のタイミングを決める
    自動合算ではないため、必要時に移行するのが基本。発券直前にまとめるのが効率的です。
  4. 有効期限の短いマイルから消化される
    合算時は有効期限が短いマイルから優先的に使われるため、失効リスクを減らし、無駄なく利用できます。家族全体で「余らせない」仕組みとして安心感があります。
  5. 家族旅行の計画とリンクさせる
    「次の夏休みは沖縄」など目的地を決めてから貯めると、モチベーションが続きます。我が家では、所有マイル数から逆算して、特典航空券で行けるところをベースに旅行計画を立てることもあります。

デメリット・注意点

  • 予約変更は電話対応になる
    ファミリーマイルで取得した特典航空券は、WEB上での予約変更ができずANAデスクへの電話が必要です。SFC会員なら専用デスクが利用でき比較的スムーズですが、通常のWEB操作に比べると手間がかかります。繁忙期は電話がつながりにくいこともあるため、計画変更を行う場合は注意が必要です。
  • 自動合算ではない
    必要時に移行する仕組みなので、発券直前にまとめる必要があります。
  • 登録範囲に制限がある
    二親等以内に限られるため、親戚や友人は対象外です。

再現性チェックリスト

  • 家族でマイルを貯めているが、個別管理で使い切れていない
  • 「あと少しのマイルで特典航空券が取れる」という経験がある
  • 家族旅行で複数人分の特典航空券を発券したい
  • 家族カードをすでに発行している

3つ以上当てはまる場合:ファミリーマイル登録をすぐに検討する価値があります。

まとめ|家族で貯めて、家族で使う

ファミリーマイルは「家族の力を合わせて旅行を実現する」制度です。個人では届かない距離も、家族で合算すれば現実的になります。SFC特典と組み合わせれば、「マイルで航空券を取り、特典で快適に移動する」という理想的な家族旅行が実現可能です。 もちろん、予約変更が電話対応になるなどの不便さもありますが、それを理解した上で活用すれば、家族旅行の自由度と快適さは確実に高まります。

SFC特典について詳しくはコチラの記事をご参照ください。
【実体験】SFC特典を家族で最大限に活かす方法|4人家族での活用術

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この記事を書いた人

「子連れでも達成できるANA SFC修行とマイル活用術」を発信中。国内線中心+ANA Amex決済で総費用35万円・10往復で修行達成。家族旅行をもっと快適にするノウハウを紹介しています。

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